久々に風邪っぴきです。喉痛い。熱っぽい。でも病院へは行かずに「飯」で治します。風邪薬は「気休め」以上に効果ある気がしないので、製薬会社へのお布施は現在自粛中。花粉の薬は良く効いたんで、まだ見ぬ風邪薬があるかもですが・・・
というわけで、自分の「風邪のお約束」が、正しいかどうか調べてみました。
病は気からと言いますが、やはり真偽を知りたいところです。
本日は落書きパワーなっしんぐ。
風邪の時でも風呂に入る
加齢のせいでしょうか。毎日風呂入らないと頭かゆいです。さっぱりと気分爽快効果もあるし、何より熱あると汗かきますよね。そんなもんで、熱があろうと迷わず風呂に入ります。これはOKなのか、はたまたバカな行為なのか?
実際は、「風邪のときに風呂はダメ」は、日本独自の習慣で、医学的には全く根拠が無いそうです。温まることで免疫効果が高まるという説も。風呂で倒れる危険がある高熱のときは、よした方がいいですね。
恐らくは日本の銭湯文化。銭湯で風呂に浸かった後、家に帰る道中で絶対に湯冷めするに決まっているので、これは体を冷やして逆効果です。自宅で風呂に入る場合は湯冷めの心配ありません。風呂上りにパンツ一丁でベランダで牛乳飲むとか、そういう場合は・・・自己責任でお願いします。
桃缶、アイス、チキンスープ
僕の3大定番です。薬より効果があると信じてます。
桃缶
缶詰になることで細胞壁が壊れ、体に吸収されるビタミンCが生桃のおよそ4倍になるそうです。ビタミンCが風邪に良いという説は賛否あるようですが、サプリでなく食べ物からのビタミンCは体に吸収されやすく、それが4倍ともなると聞けば、
すごくお得感があります。ケチな僕としてはそれだけで満足しちゃいます。
アイス
体を冷やすのは良くない反面、糖分だけでなく乳製品ならではのタンパク質も取れる為、食欲が無いなら非常に有効。ただし胃腸が弱っている状態だと腹こわしやすいので、食べすぎ注意です。
僕は風邪でも食欲減退しないので、あまり意味無さそうでした。ざんねん。熱さましにはなりません。
チキンスープ
アメリカ人は「風邪にはチキンスープとスプライト」だそうです。スプライトはアイスの理由に近いかと。タンパク質無いですが。
チキンスープは食欲無い時でも食べられるらしいです。僕は風邪で食欲無くした経験が無いのでわかりませぬ。チキンスープには解熱鎮痛作用があるという仮説が発表されているので、実際効果あるのかもしれません。
ユンケル
安いやつを1本、ぐびっといきます。昔ユンケル作ってる知合いが、
高いユンケルは値段に見合う効果が無いから俺は安いのしか飲まない
って言ってたので、それ以来ロイヤルゼリー入りとか飲んでません。
生姜
生姜でスープ作ると鼻が通った感じになるので、鼻づまりの酷いときは食べてます。が、罠がありました。
加熱前の生姜の効能
殺菌効果 免疫強化 発汗促進
どう見ても風邪にはこっちでしょう
加熱後の生姜の効果
血行促進 代謝促進
日々の健康維持感が満載です。
風邪を治すためなら生の生姜を食え、と。ゲソ握り寿司を生姜で食べると美味しいですね。今度からそれにします。
学生時代はすし屋でもバイトもしてました。物作り系だと無節操に何でも興味もつ残念生物です。
民間療法と野生の感
牛乳浣腸とかアレなのは除外して、民間療法というのは、それなりに根拠がある場合が少なくないです。いい加減な情報なら淘汰されている筈なので、チキンスープにしろ生姜にしろ、それなりに実績があったから残った手段だと言えます。風呂の話は、時代の変化にお約束が追従できなかった例でしょうか。昔は根拠があったのに、今の生活スタイルでは守る意味が薄い。面白いですね。興味深いです。
「食べたいものを食べる」という野生の感も、意外と体のニーズに合っている可能性があります。僕は小さい頃から辛い物、とくに唐辛子が好きで、親からは「高血圧家系でみんな倒れてるんだから辛いものやめなさい!」と怒られますが、結局食べてました。
当時は唐辛子は血圧を上げると言われていましたが、今ではむしろ血圧を下げる効果が期待されてます。偶然かもしれませんが、「野生の感」だったのかも?
最後に。風邪のときは「食べたいものを食べる」で、まずエネルギー摂取をするのが第一ですよね。
一人暮らしの友人Aが自宅で39度の熱を出し、すぐ近所に別の友人Bが住んでいました。友人Aは友人Bに助けを求めます。
友人A「おかゆと緑茶を買ってきてもらえないだろうか」
友人B「よし、まかせろ!」
おかゆと緑茶なら食べられそう、という判断でしょう。
しかしこの友人B、僕よりも残念な奴として名を馳せてます。
友人B「体によさそうなもの買って来たぞ!」
残念な友人Bが買って来たのはグラタンとドクターペッパーでした。酷い話ですね。吐きそうになったと言ってました。
ありがとうございました。