ニワトリとタマゴ 重箱の隅の戦い

重箱の隅をつつくような、どうでもよさそうな細かい話やネタ話。おもいついたら即暴走。

DELL直販でトラブル無く返品するコツ

不良ディスプレイ
先日DELL直販でディスプレイを買いましたが、不運にもハズレ個体を引いてしまいました。
画面右側が赤く、左側が青い状態で、


素敵なグラデーションが堪能できる


というクソ仕様。

テキストエディタや表計算の白背景でイラつくのは勿論のこと、


Photoshopのウィンドウの色も左右で全然違う


もはや色の完全否定。

室内環境光や視野角の問題か?とあれこれ試しましたが、何も変化無し。まあIPS液晶だし、視野角でそんな変わらんでしょう。


そして更なるダメ押しの一発は、


強烈なバックライト漏れ


右下の輝度が異常で、取調室で刑事が容疑者にライト当ててるみたいになってますぬ。昭和の刑事ドラマ知らなかったらすいません。
要は光りすぎて字が読めんのです('_')

IPS液晶は、ある程度四隅の漏れ(IPS Glow)がありますが、普通は真っ暗な部屋でゲームする人でない限り問題無いレベル。
シーリングライト(FHC27型&34型)環境下で字が読めんとか・・・
漏らしすぎ( ; ゚Д゚)

あ、真っ暗な部屋で黙々とPC使いたい人は、素直にVAパネル買いましょう。
お金持ちならOLEDでも・・・


そんな訳で、


めでたく返品決定


となりました。

さてDELL直販の返品は、色々トラブルになる人もいるようです。
私は初めての返品でしたが、


実にスムーズに返品が完了しました


ただしいくつか注意したことがあるので、それをまとめておきます。
担当者運が良かっただけかもですけど!

製品が到着したらやっておきたいこと

返品手順の前に、DELL直販で購入した時の注意点を少しだけ。

到着日から10日以内に動作確認をする

着日からカウントして、


10日以内なら無条件に返品可能


なので、早めに動作確認をした方がお得です。

  • なんか思ってたのと違った
  • 買ったはいいけどデカすぎて置けなかった
  • セールが始まったので今の返品して買いなおしたい

とかでも大丈夫。開梱済みでもOK。

返品には、

  • 損傷が無いこと
  • 備品が揃っていること

が条件です。
ケーブルだけ抜き取って返品とか、セコい真似はやめましょう。
但し、自己都合による返品送料は購入者負担です。


同梱物の確認と撮影

足りない物が無いかの確認は勿論ですが、上記の条件もあるので、最初に色々写真撮っておくと良いです。
返品時の梱包がうまく戻せない可能性もあるので、開梱しつつ適宜写真撮影を推奨。
箱や小物も含めて、当面は全部保管。


DELL製品をスムーズに返品する手順

いよいよ本題。返品シーケンスのはじまりです。


正しい返品窓口を選択する

10日以内の返品の場合、自己都合なら「返品」フォームから手続きを始めますが、


不良品は必ず「サポート」から手続きする


ことを推奨します。でないと、


不良品なのに送料を負担する羽目になる


かもしれません。自己都合返品扱いになるやも。


マイアカウントからサポート問い合わせを選択。
サポートフォーム


電話でサポートに連絡をしない

これ結構大事だと思います。トラブってる人は、


不良品ぽいのでとりあえず電話しなきゃ!


と焦った結果、グダグダになったと思われます。何故かというと、


DELLのサポート窓口に日本人はまず居ない


から。

もし仮に、

  • 購入者がPCに詳しくない(或いは詳しいと勘違いしてる)
  • 他人に説明をすることが苦手(下手)な購入者
  • 日本語があまり得意でないサポート窓口

こんな具合で三拍子揃った電話が繋がったら、どうなるでしょうね?


火を見るより明らか


と言わざるを得ない('_')
PCに詳しく、説明も上手で、中国語も堪能な方以外は、電話はよした方がいいと思われます。
つまり、


落ち着いてサポートにメールを書く


ことが一番。

「不具合報告」を意識したメールを書く

さてこのメールですが、


ダラダラとみのさんへのお手紙を書く


ノリのメールは絶対NG。時候の挨拶とかもカットの方向で。
このブログはまったくもってダラダラと書いておりますが・・・w

具体的には以下の3点に注意しました。

ポイント1.「環境」と「状態」を明瞭に

単に「異常」だけをアピールするのではなく、


どんな環境で何がおかしいのか?


を明確にかつ簡潔にまとめることで、


こちらの手違いによる問題ではない


ことを、状況証拠から追い込んで証明します。
今回のディスプレイの話だと、

「状態」は、

  • 白背景でも大きな色ムラがある
  • 右下に異常なバックライト漏れがある


「環境」は、

  • Displayport、HDMI、どちらでも発生する
  • リフレッシュレートを変えても発生する
  • ディスプレイの設定モード(ここでは詳細省略)を振っても変化無し
  • 同じPCを他のディスプレイに繋ぐと発生しない

実際はもう少し細かいことも書いてますが、「ディスプレイ以外には問題が無い」ことを証明する材料をまとめます。
なので、PCはそのままで別のディスプレイを使ってみたりもしてます。


なまじPCの知識がある人だと、


バックライト異常とかPC関係無いだろ!
どう見てもパネルの問題だろ!!


とか押し始めるかもですが、そういうのはダメなんですよね。
PCヲタのはまる罠。


ディスプレイ以外は問題無い客観的証拠


を出さないといけませぬ。
判り切ってることでも、万一を考えてデバッグ手順を踏むのです。
相手から質問をされるような、余地を残す書き方は避けて、YESかNOで答えるだけの確認メール(or電話)がくるだけで済む位を想定しておきます。
なかなか完璧にはいかんですけども!

PC詳しくない人は、わかる範囲で簡潔に説明できるようにすると良いと思います。


ポイント2.写真を添付

百聞は一見に如かず。サポートフォームからのメールには写真も添付できますので、必ず活用。
画像なら言語も関係無いでござる('_')

部屋の照明具合を変えても、異常なバックライト漏れがわかる写真を撮影したりしました。真っ暗環境での撮影だけだと、許容範囲のIPS Glowだ、って言われて終わる可能性があったので。

PC詳しくない人は特に、言語化が困難な所はどんどん画像に頼るべきかと!
但し、どの写真で何を言いたいのかの説明を忘れずに。
添付枚数に制限がありますけど、フォームから追加のメールも送れますので、活用すると良いかもしれません。


ポイント3.簡潔に短い文で箇条書き

伝わり易くするのも勿論ですが、日本語としても簡単に書くことで、最悪でも自動翻訳で通じるだろう、という意図があります。
どんだけ専門用語をまくし立ててみたとこで、


相手に伝わらなければ意味が無い


のです。
日本人相手のサポートだから、日本人の書く専門用語を理解しろよ!って考えるヲタも居ると思います。
それはそれで正しいと思いますけど、そのスタンスを貫いたところで、


結局は自分が困るだけ


なので、自分が有利になるように事を運ぶ努力をすべきかと。


以上から、誰がどう見ても「おかしい」と思える証拠を、確実かつ簡潔に積み上げます。


購入から返金までの実際の流れ

実際の流れは、こんな感じでした。参考までに。

  • 1日目:製品到着。
  • 3日目: ダメそうなのでサポートにメール送信。
  • 4日目(朝): サポートから返信。簡単な確認手順の実施依頼と、交換or返品の選択可能な旨の連絡。
  • 4日目(夜):状況改善しなかった為、返品意向を返信。
  • 5日目:サポートから返信。返品担当に転送、改めて連絡の旨。
  • 7日目(朝):返品担当者からメール(休日挟み)。希望集荷日と時間(最短翌々日)の問合わせ。
  • 7日目(昼):返品担当者から電話(昼休みを見越した時間で素敵)。最短日での集荷を依頼。
  • 8日目:DELLから返却案内書メール。PDFを印刷して外箱に貼り付け。
  • 9日目(夜):運送業者の集荷訪問。送料はDELL負担、玄関で渡しただけ。
  • 9日目(深夜):DELLから集荷確認のメール。
  • 14日目:DELLから返品受理の報告メール。10-15営業日以内に返金処理の旨。
  • 16日目:DELLから返品確認及び請求書 (返金なのでマイナス)のメール。
  • 17日目:返品担当者からメール。カード会社への請求取り消し完了の旨。不明点があればいつでも連絡してくださいとの事。


この後1週間程で、カード会社の請求が取り消されていました。自己都合だと送料差し引いた返金になるらしいですが、今回は全額戻ってきました。

作業を行ったのは3日目~9日目までの間のみ、後は待ってるだけだったので、個人的には十分な良対応。


ディスプレイはガチャ要素が大きい為、他の機材と比べると


返品になる確率が桁違いに高い


と思います。
なので、こうしてスムーズに返品を受け付けてくれる販売店はとても助かります。
結局この後、DELLで別のディスプレイ買いました(〃▽〃)
そちらは一切問題無く、現在使用中。


(おまけ)DELLポイントをどこでDELLキャッシュに変換する?

私これ悩みました・・・( ; ゚Д゚)
どこでやるんだろうと。

正解は、

購入画面で1500ポイント単位で変換する

でした('_')
何も悩む必要なかったでござる。


以上、長くなりましたが最後までどもでした!

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