iPadでメールチェックしてたら、こんなん来てました。
Appleを語るメールの不審点
差出人は一応Appleですが、これ胡散臭すぎ(笑)
不審その1.日本語が変
はい、突っ込みどころ満載。正直、
この時点で100%詐欺メール確定
ですよね(笑)
ネトゲ廃人時代によく見かけた、チャイナRMT業者の日本語を彷彿させる文言。奥地だとレアアイテム数個で家が建つらしく、こちらの邪魔をしてくる必死なのが一杯居たものです。今じゃ懐かしい思い出。
不審その2.謎の文字列で危機感を煽ってる
IDやらソリューションやら意味不明の文字列並べ、更に「ロックされました」じゃなくて「ロックされます」という、リミットが残り少ないことをことさら強調することで、
ユーザの不安感を煽りまくってますね!
うん、詐欺の常套句。「今から30分以内にお電話」の通販も似たようなものですけども。
僕は近年のApple歴は2ヶ月だけですが(20世紀には結構使ってました)、こういう不親切なメール突きつけてくる会社では無いでしょう。別に信者じゃないですが(だから20世紀で一旦捨てた)、こういう所は信用できる筈なので。
不審その3.Copyright表記が無い
本物のAppleからのメールには、必ず表記されてると思います、Copyright。
こんなのとか、
こんなの。
今回の詐欺メールには入ってませんでした。まあテキストで追加されたらそれまでなんで、ここはあまり識別フラグにはしない方が良いかも。
ちなみに、何故かGetResponseのコーポレートマークが。
Appleが他社の企業ロゴ入れる訳ないよね
※もしあったらすいません。無いと思いますけど。
意味不明の「搭載」ですが、「powerd by」を直訳したんでしょうね。はい、ここも笑うところです。
他にもいくつかパターンがあるみたいですね。
上記のサイトに書いてありましたが、公式の「reportphishing@apple.com」にメールを転送することで、通報できるそうです。
あせってリンクを触らない
詐欺の基本は、
相手の正常な判断能力を奪うこと
にあると思います。冷静に考えれば判ることでも、あせってるとつい・・・うっかりやらかしてしまうのが人間です。オレオレ詐欺もTVで見てる分には「なんでひっかかるんだ?」って思いますけど、正常な思考を奪う話術こそが怖い所以でしょうね。
これに限らず不審なメールを受け取ったら、
落ち着くまでは何も触らない
のが一番でしょう。ちなみに今回のメールのリンク先は、いずれもAppleとは関係の無い、得体のしれないURLになってましたです。サワルナ危険。
なぜこんなメールが来た?
さて、昔から似たような詐欺メールはあったらしいですけど、今まで一度も来たこと無いんですよね。無差別送付なら来ててもよさそうなもんですが。
で、iPad Pro10.5を買ったのが6月。その後2ヶ月でこのメールを受信したことになります。・・・偶然ですかね?
iPadはセキュリティ重視で使ってるので、jailbreak系は使ってないんですよね。怪しいサイトも回ってないですし。エロサイトとか。今の所は偶然ってことになるのかな、と思っていますけども・・・いまいち釈然としないです。
そんな訳で、皆様ご注意を。