我が家のトイレなのですが、とある不便がかつて存在しました。
地震が起きるたび、シンクに溜まる水の流量が変化する
という、実に厄介なものです。あるときは手洗い管の水が全く出なくなったり、かと思えば次の地震でドバドバと豪快に流れてきたり。
手洗い管の水が全く出なくなる時でもシンクの水は溜まってたので、流せなるという危機的状況だけは回避できておりました。が、水が出ることを祈って次の地震を待つというのは、あまりにも縁起が悪いです。さすがに不便だし業者を呼ぼうかと思ったのですが、そこはケチな僕です。
もし簡単に直るなら業者に金払いたくない
ということで水周りを見てみました。1年くらい前の話です。なもんで写真が有りません。図解でいきます。
止水栓を閉める
水を止めてから作業しないとえらいことになります。トイレにも止水栓はついているのですが、
錆びててびくともしませんでした。
無理に回してぶっ壊してしまうと大惨事なので、外の元栓を閉めることに。水道メータのある所に大抵ついてると思います。
水周りに関しては、
何かあったら大変だから素人はやめておこう。
と思うのが普通かもしれませんが、そこは残念生物です。やってみたいと思ったら、もう止まりません。水止まらなくなったらどうするつもりだったんでしょうね。
シンクへの給水管を外す
シンク内のパーツで、特に目に見えて壊れている物は見当たりませんでした。ということで、給水自体がうまくいってないのでは?と思い、バラしてみました。
「コレ」って書いてある所です。ネジになってます。ここからシンクに水が入ります。なんか秘密がありそうです。
下が錆びてて動かなかった止水栓。強引に回してぶっこわす人がたまに居るらしいんで注意してください。外の元栓なら安心です。
止めたとはいえ水道管に水が残っているので、下にバケツを置いて作業することを推奨します。水周りの作業なので、一応シールテープだけ用意しておきました。ネジのスキマを埋めるためのテープみたいなもんです。
こんなやつ。
給水管に異物を発見
結構汚い給水管です。バルブをねじって外してみると、ゴムパッキンに挟まれた何かがありました。バルブ外れてるのでパイプを動かして、外してみますと・・・
なんかザルみたいなのが入ってました。どうやら異物を取り除くフィルタのようです。そしてこの中をみますと・・・
なんか大量の砂粒が詰まってる!
普通こんなとこ掃除しないですから、いつから堆積していたのか検討もつきません。が、これで地震のたびに水が出たり止まったりする理由がわかりました。この砂粒の機嫌によって水量が変わっていたということです。もっと簡単に掃除できるようにしてくださいT○T○さんお願いします。
掃除完了、水量復活
掃除してバルブを閉めます。シールテープは使わずとも大丈夫でした。昔風呂場の修理したときに買ったものでしたが、その時もつかいませんでした。いつか使う日が来るといいですが。
かくして、こんなかんじで手洗い管に大量の水が。井戸を掘り当てた時ってこんな気分なんでしょうか。
こんなに水量あったのか!?
と驚くくらい水でます。一度掃除してみるとトイレ環境が大きく変わるかもしれません。ちなみに業者呼んでフィルタ掃除してもらうと1万円くらい取られるとかなんとか。大根何本買えるか考えるとぞっとします。
さすがにトイレの写真はちょっとアレなので、微妙な落書きでそれっぽくごまかして終わりにします。
ありがとうございました。