ニワトリとタマゴ 重箱の隅の戦い

重箱の隅をつつくような、どうでもよさそうな細かい話やネタ話。おもいついたら即暴走。

豊洲駅のゆりかもめのレール先端の謎

豊洲駅、ゆりかもめの始発駅です。ここからゆりかもめの軌道を見てみたら、面白いことに気づきました。地元の方ならみんな知ってそうですけど、地方の残念生物なので多めにみてやってください。

豊洲のゆりかもめ高架

 この写真です。ホームはずっと奥にあります。なのに、こんなところまで軌道伸ばしてるとか、延長する気満々ですよね?

と思って調べてみたら、やっぱり延長する気満々でした。東京オリンピックにも関わる話のようです。

 

ゆりかもめについて

東京の豊洲~新橋間の新交通システムです。一見鉄道っぽいですが、タイヤ走行で完全無人運転です。

ゆりかもめ

写真はWikipediaより引用。

ゆりかもめ東京臨海新交通臨海線 - Wikipedia

 

路線距離:14.7km(バス並です)

駅数:16駅(ちょっとしたバスの停留所並です)

最高速度:時速60km(もはや完全にバ・・)

定員:車両により300~350人(これはバスより圧勝)

 

ほんと定員以外はバスといい勝負してます。にもかかわらず高架軌道で大掛かりだからでしょうか。地元からは「地元民に全くメリットが無い」として、延伸反対の声が強いらしいです。バスどころか、健康志向の方なら歩いていきそうな距離ですしね。

僕のように地元民じゃない場合は、先頭車両に運転士さんが居ないというだけで、「すげー、全自動だ!超ロマンある!!」

と感じてしまいます。鉄道に特別興味ある訳ではないですが、やはり同族が多いのでしょうか?

どんなに空いてても先頭車両は人が多い

です。なもんで先頭の無人運転っぷりの写真は撮れませんでした。

 後日撮れました。だーれも居ません(笑)

ゆりかもめ先頭車両

 

 

延長計画とオリンピック

手書き感あふれる地図です。新橋を出て魔のカーブを回り、全長18mのガンダム立像の見える所を走り、南極観測船「宗谷」のある船の科学館を経由、東京ビッグサイトや有明コロシアムを通りながら豊洲着です。

この豊洲駅から勝どき駅への延長計画が昔からあって、とりあえず将来にむけて先端だけ少し延長してみたものの、実質頓挫してたようです。が、ここにきてオリンピック選手村を晴海埠頭に作るという話により、アクセスの利便性からも、ゆりかもめの延長が期待されている、ということのようです。さすがに現行のバスだけでは不便そうですし。ですが、やはり地元からは前述の通り、反対意見が多いようです。

ゆりかもめ路線図と延長予定図

「地方の人間には便利=地元では迷惑」という構図は何かにつけて良くあるものです。簡単に作り直せるものでもないし、Win-Winになる方法の模索が大切ですかね。

最終的にはBRT(バス・ラピッド・トランジット)になるんでしょうか。専用レーンや交差点優先権、車外支払い、連結バスといった方式で、徹底的にバスの高速化を図るシステムみたいです。

輸送量で言えばゆりかもめの方が圧倒的ですが、バスだと後々の変更や、地元の活用度という意味ではよさそうな気がします。まだサラ地の多い地域だし、今後の人口密度の変化次第でアップデートもできそうです。

 

はとバスだったら、こんなBRTできませんかね。

はとバスBRT

路線バスが60人前後で満員らしいので、これならゆりかもめに匹敵する輸送量が確保できそうです。前3階、後ろ2階。

・・・無理ですねすいません。

 

関係無いですが、「エイ目撃現場」というのは、橋の上を歩いてたときに、川の中に赤いエイが居て驚いた現場です。数秒で居なくなってしまったので写真とれませんでした。残念です。

 

ありがとうございました。

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