ニワトリとタマゴ 重箱の隅の戦い

重箱の隅をつつくような、どうでもよさそうな細かい話やネタ話。おもいついたら即暴走。

エレベーターでのフラメンコ・サバイバー

エレベーターという密室に自分ひとりだけの時。目の前の大きな鏡を見ていると、とある衝動に駆られたことはありませんでしょうか。

変顔&ポーズを決めてみたい!

と。万が一現場を見られた場合、信用、信頼の失墜は確実。制限時間はドアが開くその瞬間まで。想定外の階でドアが開く可能性も考慮しなければならない。わずかでも直立体勢に戻るタイミングが遅れれば怪しまれる。ミスは絶対に許されない精神的、社会的に生きるか死ぬかの一発勝負!

     コマネチ

新兵

エレベーターの減速を感じた瞬間にあわてふためくのは訓練の足りてない新兵である。たった一度のミスが文字通り命取りになる、ここは地獄の一丁目。そんな幼稚園の遠足のような有様では早ければ3日で葬式が出る。命が惜しければ早いところ故郷に帰ることだ・・・

 

ベテラン

歴戦の猛者ともなれば、「後ろに目がついている」「血の代わりにオイルが流れてる」。多少の危機には動じない。不意の減速でも、身じろぎ一つせずに鼻で笑ってるものだ。エレベーターが完全停止して尚、よく訓練された兵士は身動き一つしない。停止してからドアが開くまで2秒弱、極度の緊張で2年にも感じる長い2秒。生死を分けた一瞬のタイミングに全神経を尖らせるのがベテラン故の「勘」である。

 

マスター

マスターからすればベテランも新兵も大差無い。何故なら連中は「スナイパー」の存在に気付かなかったからこそ、今日までやってこられただけである。スナイパーの存在に気付いた途端、尻尾を巻いて逃げ出す臆病者だ。そんな臆病者に用は無い。マスターはスナイパーに狙われていても威風堂々としているものである。

 

これまた結構昔の話です。現代人はストレスが多いからでしょうか、それともうちのエンジニアがみんな僕みたいにバカだったんでしょうか。1人でエレベータに乗った時にこんなアホやってた人が僕以外にも居たことが驚きです。判明のきっかけは、

いつのまにかエレベーターにスナイパー(監視カメラ)が取り付けられていた

という事実が公表され、昼飯時に1人が、

「うわー、俺1人で乗ってる時にいつも鏡に変顔してたんだよ!」

と言ったことがきっかけです。俺も俺もと、次から次へと出るわ出るわ・・・みんななにやってんの(笑)

見てる人からすれば、下手なバラエティ番組見るより楽しかったことでしょう。この会社のエンジニアみんなアホだ、ってww

現時点において、スナイパーを目の前に戦闘を続ける猛者は残念ながら0人です。全員射殺された模様。

 

ありがとうございました。

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