読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ニワトリとタマゴ 重箱の隅の戦い

重箱の隅をつつくような、どうでもよさそうな細かい話やネタ話。おもいついたら即暴走。

「若者」って言い方、上から目線なニュアンスあると思いません?

まさに重箱の隅をつつく、ひねくれた発想な気もします。若者という単語自体には感情的な意味は無いです。話の流れにもよりますが、実際に「若者」という言葉を使うと、すごく見下してる雰囲気を伴ってません?「最近の若者は」だとか、「次の世代を担う若者達」とか、「若者よ、○○をしろ!」とか。
発言者は完成した大人であって、相手はまだまだ未熟な輩である。という臭いが漂ってきます。実際その通りである事もあるかと思いますが、自分は極力使わないように心がけてます。そもそも分野における「先輩」「後輩」の関係は有っても、年齢の上下というのはあまり意味が無いと思ってます。人生の先輩後輩、という観点では別の場合もありますが。

 

若者と若造

 

「君はすべてにおいて格下」という侮り

フルメタルジャケットのハートマン軍曹は、新兵を「若者」どころかウジ虫扱いです。そびえ立つう○こです。でもただイジメてる訳ではなく、これから戦争する奴が平和な世界感のままだったら死ぬぞ!ってことで、精神も肉体も全部作り直すための地獄のシゴキです。今までのお前らの経験なんぞ、戦場じゃ役にたたねーぞ!って。でもハートマン軍曹は、新兵それぞれの秀でた能力をきちんと見極め、それを評価します。全部が自分より劣っているとは、本質的には考えていない訳です。

 

「若者」という言葉を使うとき、無意識でも多少なりとも、次のような感覚があるのではないでしょうか。

  • 自分より若い、経験も浅い、まだまだ未熟者。格下である。
  • 自分に出来ないことを「若者」が出来る筈がない。自分は全てに上位互換。

 

「若者」が、自分には無い価値を持っているかも、とは考えない。いわば侮りです。別に相手を調子づかせろって話ではないです。良い所を拾おうとせず、頭ごなしに否定。言霊とはよく言ったもので、無意識でもそういうニュアンスで言葉を使っているうちに、人となりが形成されちゃいます。怖いです。侮ってたらブーメランです。


諸君」って言われるのも、なんかひとくくりのコマ的ニュアンスで結構嫌いです。まあ組織のえらい人から見たら、下々はコマなので仕方ないです。でもコマにも五分の魂です。私は自分で絶対使わない言葉に指定してます。

 

「若造」と言う方がまだ人間味がある気がする

個人的にはこの「若造」って言葉は、嫌いじゃないです。使いどころが難しいですが。流れにもよりますが、多くの場合は上から目線ではなく、同じ土俵に立った上での扱いな気がします。「ふん、この若造が!」って感じです。ある意味対等に見ているからこそ出てくる言葉じゃないでしょうか。「若者」っていってる人は、勝負すら受けてくれません。

 

 

認められるか認めさせるか

最近はそうでも無いかもですが、昔は子供がマイコンやパソコンを欲しがっても、「親の使えない物を子供が使える筈が無い」という考えが一般的だったので、大抵は一蹴されるものでした。これも「若者」に対する年長者の完全上位互換論です。もちろん高価だというのも大きな理由でしたけど。幸いにも金銭的にはクリアできる環境であれば、いかに親を説得するプレゼンができるか?に成否がかかってきます。バイトできる年ならいいですが、それ以下であればお年玉何年貯めても無理ですしね。父親にも興味を持たせて味方につけるとか、パソコンやマイコンって何が出来て、自分はどういうことをしたいのかを説明するとか。ただ「欲しい欲しい!」と駄々をこねて手に入れられればラッキーですけど。諦めずにプレゼンを続けて、親が知らないことでも子供がこれだけ理解している、ということを示せば、成功するかもしれません。「聞いてくれない」というのはプレゼンの仕方の問題です。
まあこれはあくまで家族なので、「認めてもらった」感が強いですけど。「若者」と侮られないためにはアピールも必要かと思います。

 

尊敬の念が入っているときは「若者」って言葉が入っていない

「好青年」、「青年実業家」、等。「若者」で置き換えない言葉ですね。ちょっと気取ってて堅苦しい、って時には「若い世代」とか「若い人」って言うんじゃないでしょうか。歳は若くとも尊敬すべき何かを持っている、と認められています。自分はこっちの表現のほうが好きです。

 

人によって捉え方も変わることを忘れない

 

もっとも、こういったフィーリングに左右されることは、明確な正解が無いのが難しいところですね。自分とは逆で、「若い人」っていわれると馬鹿にされた気になる、と思う人だっているかもしれません。「若者」って言葉のどこが変だ?って。言葉に自分の思い描いているニュアンスを正しく載せて伝達するというのは、難しいものです。

 

ありがとうございました。

 

 

 

Copyright © 2015 Niwatori To Tamago Jyuubako No Sumi No Tatakai

All rights reserved .

S.kutsumiya@gmail.com