ニワトリとタマゴ 重箱の隅の戦い

重箱の隅をつつくような、どうでもよさそうな細かい話やネタ話。おもいついたら即暴走。

電線地中化のメリットはデメリットを超えるのか?

近所ってほど近くもないですが、4車線通り。木はあれど電線無し。右側路地入ったところには、もう電柱見えますね。

木が真ん中で邪魔ですが、不審者っぽく見えない撮影ポイント選びを第一にした為です。人相悪いんですほんと。電車やバスで目の合った子供に泣かれたこと、1度や2度じゃないです・・警察にヤ○ザと間違えられて職質受けたり。ただの残念な人なのにね。

電線の無い道路

 

街中にある電柱と電線。日常すぎて普段は気にも留めないのですが。「無い」ということを認識した上で改めて空を仰いでみると、いかに電線が圧迫感のある存在かに気づいてしまいます。電線無いだけで、さながらオリから出たような開放感が。

歩きながらメリットとデメリットを考えてみました。

 

電線地中化のメリット

景観が綺麗

前述の通りです。何年も前から地中化してた筈ですが、自分が気づいたのは今日でした。残念です。いざ気づいてしまえば、路地に入って電線が見えた途端、収監された気分になるのだから勝手なものです。

 

災害対策

自然災害や火災の煽りで電線が切れるリスクの大幅軽減。高圧線に至っては損傷の半数近くが落雷だとか。大地震でも地中の電線の方が圧倒的に被害少なかったようです。倒壊した電柱が消防車を通せんぼすることもありません。いいですね。

 

電線地中化のデメリット

コストが高い

安くても電柱の10倍以上するとか。景観とトレードオフの費用としてどうでしょうか。ブルジョア街優先ですね。通りから外れたぼくの家の近所は電線祭りです。地中化すると雀減るのかなーとか。今はベランダにも雀来ます。

 

メンテナンス性が悪い

損傷してても見えない以上は気づかない。断線を未然に防ぐことが困難。

 

災害対策

思いっきりメリットにも書きましたが。水没した上で電線切れたら手も足も出ないので、水が引くまで復旧お預けです。また、地震対策として破損しづらいものの、その防御力でも破損した場合は、電柱の比較にならないほど修理が大変。地中ですからねぇ。

あとは電柱が無くなると人間への落雷リスクが増える?という話もあるみたいですが、これはハッキリしないようです。机上の理論の域を出ないようで。今後人柱実証が!?・・・東京都が推奨でしょうか。

 

結局の所は景観と金?

壊れやすいけど直しやすい電柱と、壊れにくいけど直しにくい地中化。災害時に限定してもメリットとデメリットがある訳ですから、結局は景観、あとは金の問題か!?という気がしちゃいます。

綺麗に片付いた机よりも、見栄え悪くても多少ゴチャゴチャした机の方が使いやすかったり・・・しませんかね?

僕的には景色も捨てがたいけど、電線の雀も捨てがたいです。

 

ありがとうございました。

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