ニワトリとタマゴ 重箱の隅の戦い

重箱の隅をつつくような、どうでもよさそうな細かい話やネタ話。おもいついたら即暴走。

AKG製ヘッドフォン『K-501』の補修

このボロボロなパーツ・・・何だと思います?

擦り切れたAKG

AKG製ヘッドフォンのヘッドバンド部分です。20年越えの経年劣化でついに脱落。僕は頭がでかくて髪が固いこともあってか、ヘッドフォンにはダメージ大きい感じ。

『けいおん』でしたっけ、あれ以来すっかりアニメオタクの定番アイテムと化したAKG。あ、僕もヲタなんでそこあんまり突っ込む気は無いですが。でも『けいおん』は知らないです。

元はこんな感じ。メーカHPにも画像が見当たらないので、アマゾンの『出品者』販売枠から。

Amazon

AKG k501?Hi - Fiヘッドフォン

AKG k501?Hi - Fiヘッドフォン

 

20世紀末頃(1997年製?)の開放型ヘッドフォンで、お値段は確か3万円位。コスパは極めて良好で、10万円クラスのヘッドフォンでもないと上位互換には成り難いと思います。ただ若干癖があるようで、メタル系メインな友人は嫌がってたかな。僕は低音重視派じゃないこともあって、これがお気に入り。出てすぐ買ったんで、今年で22年目か?

 

音質だけでなく、形状がまた素敵でして。一般的なヘッドフォン(左)だと多少は耳にイヤーパッドが被るんですけど、AKGのKシリーズ(右)は大きな真円で、耳が中にスッポリ入ります。長時間使っても、蒸れたり耳が痛くなったりしないんですよね。ネトゲ廃人時代も重宝しました

イヤーパッドの形状

そんな本機ですが、ヘッドフォンとしての機能は何ら壊れてない為、今もって現役です。こんな容貌になっとりますけど!

補修したK-501

 

ヘドバン部分は、段ボールにビニールテープ巻いただけ。思いのほか良好なフィット感。

ヘドバン補修

 

R側。矢印部分のパーツだけ辛うじて残ってたので、結束バンドで固定。

右面補修

 

 L側は完全に破損してしまったので、全部結束バンドで補修。プライヤでギツギツに引っ張って、固く締め上げ。

左面補修

 

 L側の裏面。うまい具合にカーブ付くように。

左面裏補修

 

 通常の#18の輪ゴム(共立オーバンドの箱入り)を3本束ねて、結束バンドを通して段ボール製ヘドバンに装着。

輪ゴム装着

ちなみに音出なくなった時は、ここのハンダが怪しいです。アクセスしやすい所にあるので、簡単にハンダ付け可能。

 

輪ゴムはこんな感じに潜らせて、結束バンドに固定してるだけ。切れたり伸びたりしても、簡単に交換可能!

輪ゴムの結び目

K-501は元々のゴムが伸びやすい為、輪ゴムが大活躍。ヘアゴムだと強度はいいんですが、ちょっと強すぎるかも。

 

イヤーパッドは501用はもう手に入らないので、手洗い洗濯で妥協。柔軟剤入りのボールドでふんわり仕上がり!

イヤーパッド

拭き掃除だけで済めば一番ですが、さすがに古いので数回は洗濯してます。破れてないし。

現行機種のQ701用とか、僅かな改造で使えそうですが・・・高いですね(2個で5000円位)。チャイナ製の互換パッドは、今んとこ却下してます。開放型は音の抜けが悪くなると悲惨なので。ひょっとしたら、洗ったパッドよりはマシかもですけど!

 

装着感イメージ。実際は段ボール製ヘドバンが輪ゴムに引っ張られ、いい感じの張力に。 

装着感

まだまだ使えるK-501!

 

おまけ。

密閉型が欲しくて、かつて試聴もせずに買ってしまったK512。これも相当古いです。

K512

僕的には大失敗で、正直3000円程度のヘッドフォンと大差ないんじゃ、って感想(お値段9000円弱)。ブリスターパック品に高値出した僕もアホかもですが・・・。

実態は、別メーカ品にAKGのラベル貼ったリブランド品でしたっけ?。酷い籠り方するし、音は割れ気味カスレ気味、とにかく安っぽい音。結局使わなくて、2時間も通電してないんじゃないかなぁ。

かぶり心地もすこぶる悪いんですが、これは僕の頭がでかいせいかも。

オーディオ機器は試聴しないとダメですぬ、やっぱり。

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